1994 THE PATH TO GENESIS / YOSHIRO HIGAI

5,720円(税520円)


『ニセコに来い、とにかくヤバいから』

後に GENTEMSTICK を起き上がらせることになる玉井太朗から写真家 樋貝吉郎 への言葉だった。

1994年の冬から始まった樋貝と玉井を中心としたスノーボーダーたちのセッションは、ニセコ、アラスカ、モンゴル、シベリアなど、開拓心と冒険心に満ちた旅路で加速する。

撮り手と滑り手のひとつとして妥協のない濃密な掛け合いは、この本に綴じられた数々の写真が物語っている。

ひとつひとつのターンにすべてがあった純粋で崇高なモダンスノーサーフが、現代に至る GENESIS (起源)であるGENTEMSTICK始動の前後の時代を切り取った本作は、樋貝吉郎による渾身のスノーボーディング・ドキュメンタリーである。


1994年に玉井太朗からの一本の電話で始まった命がけのセッションの記録が、128ページに渡ってプリントされたフリーライディングフォトグラフのマスターピースと言っても過言ではない珠玉の写真に凝縮されています。
現代のバックカントリースノーボーディングやスノーサーフムーブメントに通ずる、樋貝吉郎氏がひとつひとつの瞬間を切り取った初期のニセコやアラスカ、それにスノーボーディングにエクスペディションという概念が存在していなかった頃のモンゴルやシベリアの旅等、3ヶ月に一度の旅というハードスケジュールの中で撮影された現在のgentemstickに通ずるこれらの写真の数々をじっくりと堪能して下さい。

当時を知る方も、知らない滑り手にとっても多くの発見があるでしょう。日本のフリーライディングシーンの源流に触れるこの写真集は、玉井太朗は勿論、高久智基、桑原知美、鈴木光、丸山隼人を始め、gentemstickファミリーのgentemstickへ通ずる歴史がこの本に収められているのです。』 -Taro Tamai

「1994 THE PATH TO GENESIS」と名付けられたこの本は、ひとつひとつのターンにすべてがあった僕たちの最も純粋で崇高なモダンスノーサーフが現代に至る出発点となった時代の目撃者、樋貝吉郎の渾身のドキュメンタリーである。 玉井太朗
































ARITST PROFILE
樋貝吉郎 Yoshiro Higai
1965年生まれ。
80年代よりスケートボード、スノーボードのコアなシーンの目撃者となり現在にいたる。

"1994 THE PATH TO GENESIS"
樋貝吉郎
128 pages /4C