"ASAHI DECK"
"ASAHI" によるオーセンティックなキャンバスデッキシューズ。
1970年代に絶大な支持を得たアメリカ製キャンバスデッキシューズを元にアサヒ工場が1980年代に日本人向けに鋳造した、当時の美しいシェイプを持つラスト(靴型)が採用されています。
繊細に施されたラバーテープによりラストの造形が活かされ、製造工程は日本国内では希少となったバルカナイズ製法。
濡れた床でも滑りにくいアウトソールは、波型の切れ込みが施された、デッキシューズの代名詞です。
甲部裏側のセンターシームや左右非対称で展開される革靴さながらの履口カーブなど熟練パターンナーによって設計されたアッパーのディテール。アサヒ工場伝統のデッキシューズ本来の姿には芸術的な美しさが宿ります。
MADE IN JAPAN
1892年創業 120年を超える歴史を持ち、高品質のより良い靴をお届けするために、確かな技術と信頼を
次の世代へ継承するため、国内製造にこだわり続けている "ASAHI アサヒ"。
そのシューズ工場は 福岡県久留米市 にあります。
1970年代の日本ではアメリカ製「スペリー・トップサイダー」は爆発的人気を博します。
1980年代に入ると、これを参考に「アサヒ工場」も日本製デッキシューズ「BigBen(ビッグベン)」の生産をスタート。
それはアメリカ製のオリジナルを凌ぐほどの出来栄えで、まさに日本が誇れる職人技。
これを機に「アサヒ工場」は、様々なブランドのデッキシューズの生産を請け負うようになりました。
アメリカ製「スペリー・トップサイダー」は生産終了となり、アジア工場に移行していくことで、少しずつ美しい造形が失われ、ファンは以前の造形を求め出します。
そして「スペリー・トップサイダー」が完全復刻される時が。当時の趣を再現できる生産工場として、久留米の「アサヒ工場」が選ばれました。
そして 2017年「アサヒ工場」から待望のキャンバス製デッキシューズを発売。
ブランド名は「ASAHI(アサヒ)」。
スニーカーといえども、かつてのデッキシューズが持っていた美しい造形に、忠実な手間とつくり。生地には糊を使用せずに縫製・左右比対称になったパターン構造など、こだわりの職人技を活かした美しい物作り。
国内では希少となっているバルカナイズ製法を継続し、磨き続けています。
デッキシューズの他にジョギングシューズも有名な アサヒ 。
かつて 初期の「NIKE」や「BROOKS」のジョギングシューズも作っていました。
当時の技術者が、現在も工場にて活躍してるのも驚きです。
2017年より新たにスタートした「ASAHI」のロゴは、昔の手描きでつくった1970〜80年代の旧ロゴを復活。
地道な作業と手間のかかる工程を丁寧に踏み出来上がったスニーカーを是非体感してください。